サイクロンZ ネタばれ

あらすじ

弁護士ジャッキー(ジャッキー・チェン)は、養魚場の水質汚染の訴訟で、被告側の工場の弁護を担当している。問題を手っ取り早く解決しようと、養魚場を丸ごと買収しようと考えたジャッキーは、探偵のトン(ユン・ピョウ)やブローカーのウォン(サモ・ハン・キンポー)と組んで、原告側の責任者イップを懐柔しようと画策するが、イップにウォンが、美人のメイにジャッキーが入れ込んでしまった。

ネタばれ

高級な部屋の一角。ある組織のボスであるファーは目の前の取引相手を殺害する。

弁護士のジャッキーは暴行事件の加害者の弁護士として、被害者の女性に示談の相談をしていた。すると加害者側の仲間たちが女性を連れ去ろうとする。ジャッキーは連中を倒し被害者を助ける。裁判では加害者の無罪で被害者は泣き寝入りとなったが、ジャッキーは持ち前の正義感から加害者を殴り倒す。

ジャッキーは養魚場の水質汚染の訴訟で、被告側のファーの工場の弁護を担当することに。その際、水質学の専門家である大学講師のメイに一目ぼれする。

その頃、ブローカーのウォンは武器取引で、ただで武器を奪おうと襲い掛かってきた取引相手たちを倒していた。ジャッキーから依頼を受け、養魚場の女性社長イップに近づくことに。

次にジャッキーは探偵のトンの家を訪れる。ジャッキーはイップの部屋に盗聴器を仕掛けることをトンに依頼する。

 

一方、ウォンはイップの家の隣に引っ越し、イップとの接触に成功。その夜、イップの部屋には、実は従妹であるメイが一緒であった。そこにトンが盗聴器を仕掛けに潜入。それを目撃していたウォンはジャッキーの依頼と知らず、トンを捕まえてしまう。

トンはジャッキーのおかげで保釈される。ジャッキーはその日の晩、自宅にメイを誘い食事をすることに。だが部屋にはトンが侵入しており、そこにウォンもやってきてしまう。自分たちの関係がばれると大変なので、メイに二人がいることが気づかれないように対応するジャッキー。結局別の部屋に追いやったトンとウォンが喧嘩を始めてしまい、それを止めるためにメイを帰してしまう。

その後ジャッキーはトンとウォンに事情を説明するために3人でバーに行くと、そこには偶然ファー達も来ていた。ジャッキーが2人を紹介しようとファーと話していると、ファーの命を狙う集団が襲い掛かって来る。ジャッキーたちとボディーガードたちは協力して彼らを追い払う。襲撃に失敗した連中は先にジャッキーを狙うことにする。

後日、ジャッキーはメイを食事に招待するために船を貸し切りる。しかし船員に内通者がおり、メイがお手洗いでいなくなった隙に連中を呼び寄せる。ジャッキーは襲い掛かる連中を倒し、メイとともに船を後にする。

一方ウォンはイップを口説き落とすことに成功。ジャッキーもメイとの関係は良好であった。

 

ある夜、ジャッキーがメイの部屋にいると、突然停電が起こり何者かに襲われる。その正体は自分を通報したメイを逆恨みしたトンであった。ウォンとイップも帰ってくると、トンはみんなの前で自分たちの関係性をばらしてしまう。それを聞きメイとイップは怒って家に入ってしまう。フラれたジャッキーとウォンはトンと3人で乱闘になる。メイに通報したと警告されても喧嘩を続け、3人は捕まってしまう。

3人は保釈され、トンとウォンは仲直りする。ウォンはイップに誠意を示し、彼女とよりを戻す。ウォンは彼女のためにトンとともに工場に潜入し、イップが有利になるような証拠を集めることに。別行動していると、ウォンは麻薬を製造している現場を目撃する。ウォンは大勢のファーの部下に捕えられ、麻薬を注射され動けなくなってしまう。

その後裁判の場でジャッキーはメイに告白しよりを戻す。裁判が終わると、2人のもとにトンがやってきてウォンの危機を知らせる。3人で工場を訪れると、弱り切ったウォンを発見。そのままジャッキーとトンは大勢のファーの部下たちと戦うことに。ファー自身も腕が立ち、隙をみてジャッキーに攻撃を繰り出す。トンは2番目に強い部下を倒すも、それまで静観していた最も強い部下(ベニーユキーデ)にやられる。ジャッキーはそのままベニーユキーデとの戦いへ。彼に加勢していたファーだったが、メイが通報しているのを目撃し、それを阻止しようと彼女に攻撃する。隙ができたファーにウォンが麻薬を注射し、ファーは倒される。その後ジャッキーは一騎打ちの末、ベニーユキーデを撃破。警察も到着し一件落着となるのであった。

感想

ジャッキー、サモハン、ユンピョウ、この3人が共演している映画はやっぱり面白いですね!

特にこの作品は、3人の三つ巴の戦いのシーンが!香港のアクションスター3人が織りなす動きは格別です。これは他の作品にはないのではないでしょうか。ここだけでも見る価値ありです!

ベニーユキーデとの戦いも見逃せません。スパルタンXに引き続きジャッキー作品に登場した彼ですが、本物の格闘家とのアクションは迫力ありますね。

また個人的には、工場のボスが実は強いという設定も好きです。もっと見せ場あってもよかったなと思いました(笑)。この役者さんはユン・ワーという方で、ジャッキーたちと同じ中国戯劇学院出身。中でも特に優秀な門下生を選抜した「七小福」のメンバーでした。カンフーハッスルやほかのジャッキー作品など色々出ているので、是非見てみてください。

 

正直なところ恋愛パートの部分は冗長かなと思いましたが、おなか一杯になるぐらいアクションシーンがあったので大満足です!是非ご覧になってください!

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