Mr.インクレディブル ネタばれ

あらすじ

スーパー・ヒーローの破壊力に満ちたパワーは、一般市民の生活にもダメージをあたえ、スーパー・ヒーローは、政府から活動を禁止されてしまう。それから15年後、かつて人気ナンバー・ワンだったヒーロー“Mr.インクレディブル”は保険会社の社員として暮らしていた。

ネタばれ

かつてスーパーヒーローたちが活躍していたアメリカ。ボブはミスターインクレディブルとして、スーパーパワーである怪力を駆使し、町の平和を守っていました。ある日、ボブが事件を解決し車に乗り込むと、車内にはスーパーヒーローのような恰好をした少年が。彼はインクレディブルの大ファンであるバディでした。相棒を申し出る彼をインクレディブルは車外へ放り出します。

またある日、インクレディブルは悪者を追いかけていると、伸縮自在の女性スーパーヒーロー、イラスティガールと出会います。

別の日の夜、インクレディブルは高層ビルから飛び降りた人をギリギリのところで助けます。その勢いでビル内部に入ると、爆弾魔ボム・ボヤージュ が爆弾を仕掛けていました。2人が対峙すると、そこにインクレディブルを追いかけてきたバディの姿が。スーパーパワーを持たない彼は自作の発明品を披露し、再び相棒になろうとしますが、ボブは断ります。結局爆弾をマントに仕掛けられたバディを助けるために、インクレディブルはボム・ボヤージュを逃がしてしまいます。普段ならそのまま追いかけるところを、彼は用事があるからと言って、バディを警察に引き渡し帰ってしまいます。インクレディブルはボブの姿に戻り、イラスティガールことヘレンと結婚式を挙げるのでした。

後日、インクレディブルはビルから飛び降りた人から、助けてほしくなかったと訴えられてしまいます。それに伴い、人々は様々な理由でヒーローたちを訴えていきます。やがて世間にヒーロー不要論が蔓延し、政府はヒーローたちを引退させることと引き換えにその罪を免除することに。ヒーローたちは一般人に溶け込んで生活することを余儀なくされました。

 

時は流れ、ボブとヘレンは3人の子供に恵まれます。長女のヴァイオレットは透明化とシールド能力を持つシャイな女の子。弟のダッシュは高速移動ができるいたずらっ子。末っ子の赤ん坊ジャックジャックだけは唯一能力を持っていません。子供たちは能力を隠して生活することに不満を持っていました。ボブは保険会社に勤めていました。彼は困っているお客さんを見過ごせず、会社の利益を後回しにして行動するため上司と衝突して問題を起こしてしまいます。その度に政府の役人に隠蔽工作を行ってもらい、引っ越しを余儀なくされていました。またボブはかつての栄光が忘れられず、元スーパーヒーローで空気中の水分を凍らせる能力を持つ友人フロゾンと、夜な夜な人助けを行っていました。普通の生活を送りたいヘレンとの夫婦喧嘩が絶えず、今務めている保険会社も辞めることなり、ボブは落ち込んでしまいます。

 

帰宅すると会社から持ち帰った書類の中に、謎の女性ミラージュからのメッセージがありました。それはスーパーヒーローとしての仕事の依頼で、報酬も高額とのこと。ヘレンに仕事を首になったことを言えなかったボブは、出張と偽り依頼を引き受けることにします。ロボット退治の依頼をこなしたボブは自信を取り戻し更なるトレーニングを始めます。家庭も円満になり順風満帆でした。

ボブは依頼の際に破れたスーパースーツを直してもらおうと、スーツを仕立ててくれたエドナのもとへ訪れます。エドナはスーツを直してくれるだけでなく、新しいスーパースーツを仕立ててくれました。ボブはマント付きをお願いしたものの、マントはかつて何人ものヒーローが巻き込み事故で亡くなっていることから、却下されてしまいます。

ミラージュから次の依頼を受けたボブ。呼び出された場所で待機していると、突然前回倒したロボットに襲われます。ボブがロボットに捕まると、そこへスーパーヒーローの恰好をした男、シンドロームが現れます。彼はかつての少年バディの成長した姿でした。彼はインクレディブルが相棒にしてくれなったことを逆恨みし、ヒーロー全体を憎んでいました。天才発明家の彼は兵器の開発を行っており、ロボットも彼が作ったものでした。ボブはシンドロームから何とか逃げ切ります。

 

一方。ボブの浮気を怪しんでいたヘレンは、ボブのスーパースーツが直されていることに気が付き、エドナが関係していると踏んで連絡を取ります。ヘレンがエドナの家に向かうと、エドナはなぜか家族全員分のスーパースーツを作っていました。ヘレンはエドナと話しているうちにボブのことが心配になり、会社に連絡を取ります。そこでようやくボブが会社を辞めたことを知ったヘレンは、ボブの居場所を知るためにスーツに取り付けてある発信機を作動させます。

 

ボブはシンドロームの基地に潜入していました。そこでボブはシンドロームがロボットの開発のためにスーパーヒーローと戦わせ、多くのスーパーヒーローが犠牲になったこと、そして最新のロボットを町へ送り込む計画を知ります。脱出しようとするとヘレンの押した発信機が作動してしまい、ボブは捕まってしまいます。

ヘレンはエドナに後押しされボブのもとへ向かうことに。ジェット機で向かうと機内にはヴァイオレットとダッシュが。二人はジャックジャックを知り合いに預け、勝手についてきたのでした。

捕えられたボブの前にはシンドロームとミラージュの姿が。ミラージュはシンドロームの秘書として働いていました。そこへヘレン達が乗ったジェット機が接近してるとの情報が入り、シンドロームはジェット機に向かってミサイルを発射します。ミサイルは命中し、ジェット機との通信は途絶えます。怒ったボブはミラージュを人質に取りますが、シンドロームは意に介しません。ボブはすぐにミラージュを開放します。この件でミラージュはシンドロームに不信感を抱きます。

ヘレン達はジェット機から脱出し、ボブたちのいる島に到着しました。子供たちは洞窟に待機して、ヘレンは一人で基地に潜入します。その頃、ロボットを搭載したロケットが発射されます。噴射の炎が洞窟内を通過し、子供たちはギリギリ脱出するも、翌朝見つかってしまいます。スーパーパワーで敵を倒す子供たち。ミラージュによって解放されたボブとヘレンも合流し、家族4人で戦います。しかしシンドロームが現れ捕まってしまいます。

 

捕えられた4人でしたが、ヴァイオレットの能力ですぐに逃げ出します。ミラージュの協力もあり、すぐに町へ向かう4人。町ではすでにロボットが大暴れ。そこへシンドロームが現れます。シンドロームはロボットの制御装置を持っているので、ロボットを倒す自作自演をしようとしていました。しかしロボットを制御できず、やられてしまいます。そこへ到着したボブたち。フロゾンも合流し、見事ロボットを破壊します。人々の称賛を受けるボブたち。家族4人は政府の役人に車で送ってもらうことに。ヘレンはジャックジャックを預けたベビーシッターからの留守電を聞くと、「手に負えない、引継ぎのベビーシッターに預けた」との連絡が。引継ぎなど手配してないヘレン達は慌てて家に帰ると、そこにはジャックジャックを抱いたシンドロームの姿があり、そのままジャックジャックを攫いジェットブーツで逃げてしまいます。シンドロームは上空に待機させていた飛行機に乗り込もうとしましたが、ジャックジャックが能力を発動し抵抗したため、ジャックジャックを落としてしまいます。それをヘレンがキャッチ。シンドロームは逃げようとしますが、ボブが追撃を加えバランスを崩したことで、マントがエンジンに吸い込まれ、飛行機は爆発。家族は平和を取り戻しました。

後日、ヴァイオレットは明るくなり、ダッシュは陸上の大会でで好成績を収めます。その帰り道地下から新たな敵が登場。一家はスーパースーツに着替えるのでした。

 

感想

老若男女問わずおススメの映画です!

最初にこの映画を見たときは小学生でしたが、当時も大人になった今でも楽しく見ることができました。特に特殊能力を使ったアクションシーンは今も昔も面白かったです。

 

好きなシーンはシンドロームのマントが巻き込まれるシーンですね。エドナがマントは危険だからダメと言っていた伏線が回収されていて良かったです。ボブも最初はマントを着たがっていたことから、ヒーローになりたい男子はマントへの憧れがあるのかもしれないですね(笑)

後はダッシュの短距離走のシーンも良かったです。本気を出せば1位のダッシュがうまいこと2位を狙うのは面白かったです。

 

また声優もよかったです。吹き替え版では俳優や女優が多く、大抵の映画ではそこに違和感を覚えてしまってなかなか内容が頭に入らなかったりします(なので個人的には字幕版をよく見ます)。しかしこの映画においては、本職の声優ではないことが全く気にならないぐらい自然だったので、吹き替え版でも全然おススメです!

 

家族でも恋人でも誰と見ても楽しめると思います!是非ご覧ください。続編のインクレディブル・ファミリーもかなり楽しみなのでいずれ見てみたいと思います!

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