デスプルーフ in グラインドハウス  ネタばれ

概要

「グラインドハウス」とは、アメリカで低予算のB級映画を2、3本立てで上映する映画館のことである。そのタイトルの示すとおり、タランティーノが好む1970年代から80年代のB級映画のオマージュとして製作された作品で、ところどころにグラインドハウス映画特有であったフィルムの傷や、リールのダブりや飛びによる画像ノイズや音割れを、あえて再現したものとなっている。

ネタばれ

テキサス州オースティン。アーリーンは友人たちと出かけていると、怪しい車を何度も目にする。車の主スタントマン・マイクはアーリーン達に熱心に声をかけ、アーリーンの友人の女性を自分の車で送ることに。しかしここでマイクが本性を現す。彼は車はカースタントのための耐死仕様(デス・プルーフ)だが、それは運転席だけだと話す。乱暴な運転の末、女性は命を落とす。その後マイクはアーリーン達が乗る車に故意に衝突し、彼女たちを殺害。マイクは生き残り、警察は大けがを負ったマイクを怪しむも捕まえることはなかった。

14ヶ月後、テネシー州レバノンにマイクが現れる。彼はまた別の女性たちを狙っていた。スタントウーマンを含めた彼女たちが危険な運転にチャレンジしている所に、マイクは車でぶつかっていく。なんとか危機を脱した女性たちは、拳銃でマイクの腕を撃つ。予想外の反撃にあい、車で逃げるマイク。今度は逆に女性たちが車でマイクを追い回し、最後はマイクをボコボコにするのでした。

感想

タランティーノ監督の特徴が顕著なこの作品。

特にすごいのが無駄な長話。おじさんが本性を現すまでがとにかく長い!最初の40分ぐらいはめちゃくちゃ退屈です(笑)。しかも後半もまた無駄話が長い。まあそのおかげでおじさんの豹変シーンで驚きが増すのかもしれませんが、さすがにもう少し短くてもいいと思います(笑)。

あともちろんタランティーノ本人も出演しています(笑)。

とても冗長ですが、悪いやつをやっつける勧善懲悪ストーリーで、内容自体はまあまあ面白いと思います。

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