沈黙の追撃 ネタばれ

ストーリー

ウルグアイでアメリカ大使を警護するシークレットサービスたちが、突如彼を暗殺して自害する。CIAは洗脳のエキスパートであるレイダーの陰謀だと突き止め、元海軍エリートのクリスにその暗殺を依頼。クリスはかつての仲間を集め、レイダーの基地に向かうが・・・

ネタばれ

ウルグアイのアメリカ大使館。大使たちはダムの地下に研究所があることを突き止める。しかし研究所のレイダー博士が手元の機器を操作すると、大使を警護する3人のシークレットサービスが、大使や警備員たちを銃殺し、自分たちも同士討ちを行い自殺する。チャペル博士の解剖の結果、シークレットサービスは洗脳されていたことが判明する。すぐに研究所に攻撃部隊を送り込むが、部隊長が既に洗脳されており、部下4名が捕まりマインドコントロールを受ける。

この事態を受けて、政府は収監されていた元海軍のコーディーを呼び出す。コーディーたちは前回の作戦を派手にやりすぎたため、投獄されていた。政府は彼にレイダーの暗殺と捕虜の奪還を命じ、成功報酬に自由の身と10万ドルを渡すことを約束する。コーディーの他には収監されていた部下7人とチャペル、さらにCIAのフレッチャーが同行することに。コーディーたちはフレッチャーが怪しいと感じ、彼を置き去りにする。実際にフレッチャーはレイダーの仲間だった。コーディーはダミータを新たに仲間に加え、ダムの研究所に向かう。レイダーはこのことに気が付き、先日捕えた攻撃部隊のプラウデン以外の4人をわざとおいて脱出する。

コーディーたちは研究所に攻め入る。部下を1人失い、1人が重態となるが、4人の捕虜を救出し、潜水艦で脱出する。

潜水艦の中で、コーディーはチャペルを問いただし、初めて洗脳の研究のことを聞く。その後重体となっていた部下が息を引き取ると、捕虜たちが潜水艦を乗っ取ろうと反乱を起こす。捕虜たちを仕留めるも、さらに部下3人を失う。生き残ったコーディー、ヘンリー、ルイス、ダミータ、チャペルは潜水艦を脱出する。

レイダーは新たにキリンダイル社で研究を再開する。しかし大統領がキリンダイルのやり方を危険視しており、研究の邪魔になると考えたレイダーや社長のサンドロウは大統領暗殺を企てていた。大統領演説で大統領が狙われると考えたコーディーは、広場に行きスナイパーのプラウデンを発見。ヘンリーが阻止に行き、プラウデンを倒す。しかしチャペルが洗脳された警官に捕えられてしまう。

チャペルは新任の大使ヒギンズによって釈放されるが、乗り込んだ車にはフレッチャーが。フレッチャーは既にヒギンズと接触していた。2人はそのままキリンダイルの研究所に行く。しかしレイダーがフレッチャーを裏切り、フレッチャーはチャペルとともに捕えられる。レイダーはキリンダイル社の金を奪って逃走するつもりでおり、オペラ劇場で大統領とサンドロウを始末しようとしていた。コーディーはヒギンズと接触し、フレッチャーが裏切り者だと警告。そしてフレッチャーはヒギンズの代わりに、オペラに出席することに。そしてヘンリー、ルイス、ダミータもオペラに向かうが、洗脳された人々の妨害を受けていた。

オペラが始まり、コーディーは隣の席のサンドロウと話をする。ヘンリーたちも追手を振り切り、オペラ劇場に忍び込み、敵を倒していく。レイダーはコーディーの妨害でサンドロウから口座のパスワードを聞き出せず、劇場内の手下たちに命令を下す。洗脳された客や従業員、指揮者、大統領夫人とコーディーは激しい銃撃戦になる。大統領を守るも、ダミータは捕まり、ルイスは撃たれ、ヘンリーは命を落とす。残ったコーディーはサンドロウと車でキリンダイル社に向かう。

レイダーはキリンダイル社の前に止めたヘリで逃げようとするも、コーディーに阻止され社内の研究室に戻る。コーディーはレイダーの部下たちと激しい銃撃戦となり、その際サンドロウは撃たれてしまう。一方研究室では洗脳をかけられそうになったフレッチャーが抵抗し、レイダーの部下たちを全滅させていた。フレッチャーは戻ってきたレイダーを投げ飛ばし、レイダーは装置にぶつかり死んでしまう。フレッチャーが逃げようとすると、敵を全滅させたコーディーと鉢合わせ、そのまま倒されるのであった。

後日、コーディーたちはルイス、ダミータ、チャペルと作戦の成功を祝う。しかしチャペルは洗脳を受けているのであった。

 

感想

スティーブン・セガール主演作品。セガール主演でタイトルに沈黙と付く物は多いですが、全部独立した作品です。原題は全然違うタイトルだったと思いますが、日本ではゼガール=「沈黙」ですね(笑)。

今回は信頼できるチームで行動するのがよかったですね。特にヘンリーは敵2人相手に圧倒、スナイパーとの一騎打ちなどかっこいいシーン満載でした!最後やられたのは残念でしたが、一瞬コーディが死んだヘンリーのことを気にかけるシーンがあったり、制作側にも気に入られていたキャラクターだったのかななんて思います。ちなみにヘンリー役のヴィニー・ジョーンズは元サッカー選手らしいです。

またラストにチャペルがマインドコントロールを受けていたことが分かりましたが、あれはどの時点で洗脳されたのでしょうか。考えられるのは捕まったシーンですが、洗脳の際は無理やり目を開けさせる器具を装着させるので、洗脳された直後は目の周りにあざがあるはずです。チャペルにはそれがありませんでした。他に考えられるシーンはないので、となると登場前から操られていたということに・・・?レイダーが死んだのでチャペルを操る人物はいないはずですが、既にレイダーの研究を引き継ぐようにプログラミングされてたりして・・・とか考えてしまいます。チャペルも博士でしたし。答えは分かりませんが気になりますね。

オペラ劇場での銃撃戦も面白かったです。普通に聴きに来てたお客さんは可哀そうですね(笑)。作中でも言ってましたが、オペラの名前は「トスカ」です。

セガールは相変わらずの圧倒的強さで敵を一掃します。敵の銃弾も一つも当たらないので、全く物陰に隠れずに銃撃戦してます(笑)。普段はセガールの暴れっぷりのみを楽しみにしていますが、今作はストーリーも面白かったです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です