映画「ミッションインポッシブル/フォールアウト」のネタばれ解説と感想です。ストーリーをラストまで説明しているので、ご注意ください。
以下ネタばれ
ネタばれ
IMFのエージェント、イーサンは盗まれた3つのプルトニウムの回収を命じられる。イーサンは仲間のベンジー、ルーサーと共にプルトニウムの所有者たちと取引を行う。奪還まであと一歩のところで、ルーサーが何者かに人質に取られる。取引相手たちは殺され、イーサンとベンジーはルーサーを助け出すが、プルトニウムはなくなってしまう。
イーサンたちはプルトニウム爆弾の開発者を拘束し、情報を聞き出そうとする。開発者は反抗的な態度を取っていたが、イーサンたちの罠によって情報を教えてしまう。
情報を手に入れたイーサンは、IMFの長官アランの命により再びプルトニウム奪還に向けて準備をする。しかしCIAの長官エリカの指示で、CIAのエージェント、ウォーカーも同行することになる。イーサンはウォーカーと共に、裏の顔を持つ慈善事業家の女性ウィドウが主催するパーティーに潜入し、彼女と取引を行う謎の人物ラークに変装する作戦を取ることに。
2人は上空からダイビングし、パーティーに潜入する。トイレでラークを見つけ、イーサンが薬で眠らせようとするが抵抗にあい、ウォーカーが持っていた鞄で殴り倒す。気絶しているラークの顔を読み取ろうと、鞄の中の装置を取り出すも、先程の衝撃で故障してしまう。するとラークが目を覚まし、再び抵抗する。イーサンとウォーカーは2人がかりで反撃するが、ラークは2人を圧倒する。しかし何者かがラークを銃殺する。撃ったのは味⽅の⼥スパイ、イルサで彼女は何故現れたのか教えなかった。イーサンは変装せずにラークの振りをしてウィドウと接触する。ラークを狙う暗殺者たちがイーサンたちに襲い掛かるも、なんとかやり過ごしウィドウと脱出する。
イーサンはウィドウからプルトニウムを1つだけ受け取り、残りの2つは護送中のテロリスト、レーンを脱走させてから受け取るということに。しかしウィドウの兄たちは護送車を襲う際、警官を皆殺しにしようとしており、イーサンは躊躇するもこれを承諾する。
作戦当日、イーサンは護送車だけを川へ落とし、警官たちを殺すことを回避する。川へ落ちたレーンはベンジーとルーサーに確保される。イーサンとウォーカーもそれぞれバイクで逃げ出し、4人は合流する。しかし道中なぜかイルサに襲われるも、無事アジトにたどり着く。
アジトではアランも合流するが、彼からイーサンが本物のラークではないかと疑われていると聞く。実はウォーカーがエリカに偽の情報を流していた。イーサンはそれでも作戦を続行するため、アランを眠らせ、ウォーカにレーンの見張りをさせ、3人は出掛ける。レーンと二人きりになったウォーカーは正体を現し、テロリストとしてレーンを脱出させようとする。しかしそのレーンはベンジーの変装で、イーサンたちが現れる。ウォーカーを怪しんでいたイーサンは、アランを眠らせるところから芝居をしていた。そのままレーンとウォーカーを捕まえようと思った矢先、イーサンを信用できないエリカが全員つかまえてしまおうとFBIの部隊を送り込んでくる。それに乗じてウォーカーの仲間たちも現れ、レーンとウォーカーは逃げだし、アランはウォーカーに刺され死んでしまう。
イーサンはウィドウと会い、彼女から作戦の邪魔をしてきたイルサの殺害も要求される。イーサンがイルサに話を聞くと、彼女は所属していた組織MI6からスパイ疑惑を晴らすため、レーンの暗殺を命令されていた。彼女を大切に思うイーサンは、ベンジーとルーサーの4人でプルトニウム奪還を目指す。
プルトニウム爆弾のある場所が分かり、到着する一行。そこは医療キャンプでイーサンの別れた妻ジュリアがいた。イーサンは彼女と少しだけ言葉を交わし、作戦を続行する。2つのプルトニウム爆弾のうち1つを見つけ、ルーサーが処理することになったが、ジュリアも手伝いに現れ、2人で処理する。イルサとベンジーはレーンが見張るもう1つの爆弾のところへ。レーンを倒し、2人も爆弾の処理を行う。イーサンは爆弾のスイッチを持っているウォーカーを追いかけ、ヘリで逃げるウォーカーをもう一台のヘリにしがみつき追跡する。なんとかウォーカーを倒し、イーサンたちは爆発を阻止したのであった。
イーサンが目を覚ますと、そこは医療キャンプで、そばにはジュリアがいた。お互いの幸せのため二度と連絡を取らないはずの2人は、再び言葉を交わし、改めて別々に生きていくことに。ジュリアが去ると、そこには笑顔のイルサたちの姿があるのでした。
感想
映画館に見に行ってきました!
シリーズ6作目。見どころはやはりなんといっても、トム・クルーズのスタントなしのアクションですね!今回は実際にヘリコプターの操縦をしたり、ヘイロージャンプ(高高度降下低高度開傘)を行ったり、足を骨折しても撮影を続行していたそうです!
今回の敵ウォーカーの立ち位置も良かったですね。最初は敵対関係かと思いきや、途中は共闘しており、味方ポジションになるのか?と思わせて、結局ラスボス。敵か味方か分からない演出は面白かったです。
個人的に好きなシーンは偽(?)ラークとのバトルシーンです。トムとウォーカー2人相手に優勢に戦うラーク、強すぎです(笑)。
ストーリーは正直複雑で、シリーズ作品を見たことがない人はついていけなかったと思います。全シリーズ見た私も全て理解するのは難しかったです。特にウィドウの役割が謎でした。武器商人で、取引の仲介役という立場だと思うのですが、あまり必要性を感じませんでした。イルサの暗殺依頼もうやむやになった気がするんですが、どうなったんでしょうか?ただ結構重要ポジションで描かれていたので、次回作にも登場するかもしれませんね。
(記憶を頼りにネタばれ書いてるので、今後加筆するかもしれません・・・)
ストーリーはもう少しシンプルでよかったかなと思いますが、アクションシーンが面白かったので、これまでの作品を見なくても楽しめるのではないでしょうか。ただ過去に登場したキャラクターが沢山出てくるので、ストーリーまで楽しみたい人は、これまでの作品を見てから視聴することをお勧めします!