ストーリー
ネタばれ
バイオサイト製薬会社の研究員・ネコルヴィッチ博士は、自身が開発した感染すれば20時間で治癒不可能となり死亡するウイルス「キメラ」とその治療薬である「ベレロフォン」を運ぶためにIMFのエージェント、イーサンに護衛を頼む。ネコルヴィッチはイーサンと飛行機で移動するが、突如飛行機がジャックされる。そしてイーサンはネコルヴィッチを殺害し、キメラとベレロフォンを奪う。実はイーサンは他の者が変装した別人だった。偽イーサンは仲間と脱出し、飛行機はそのまま墜落するのであった。
イーサンは休暇を取りロッククライミングをしていたが、IMFの指令を受ける。指令の内容は一般女性のナイアと共にキメラを奪還すること。指名手配を受けている泥棒であったナイアはネックレスを奪おうとしており、イーサンは彼女を待ち伏せ、敢えて邪魔をする。ナイアは怒って帰ってしまうが、翌日イーサンは車を運転する彼女を追いかけ、カーチェイスに。打ち解けた二人は一夜を共にする。
上司のスワンベックに会いに行ったイーサンは、ネコルヴィッチと会っていた自分の偽物は、IMFのアンブローズだと知る。またイーサンは彼の元恋人がナイアだと分かり、スワンベックからナイアをアンブローズのもとへ送り込むように指示される。
ナイアは話を聞き、アンブローズのもとへ行くことを決意。イーサンは仲間のビリーとルーサーと共にナイアをサポートする。またアンブローズはナイアを受け入れるが、部下のヒューはナイアは怪しいとアンブローズに忠告する。しかしアンブローズはそれでも構わないと、ヒューの小指の先を切り落としてしまう。
後日、アンブローズは競馬場でバイオサイト製薬会社の社長マクロイと接触し、アンブローズはマクロイにあるメモリーカードの映像を見せる。そこでイーサンはナイアにメモリーカードを盗むように指示する。ナイアはアンブローズの左内ポケットからメモリーカードを抜き取りイーサンに渡し、イーサンはそれをコピーしナイアに返すが、ナイアは間違えて右内ポケットにメモリーカートを入れてしまい、アンブローズはナイアを疑う。
メモリーカードの内容は、グラツキー博士がキメラに感染し死にゆく様子であった。イーサンたちはマクロイを拉致し、マクロイはベレロフォンで儲けるためにグラツキー博士を感染させたことを認める。そこでイーサンはキメラの破壊を決意する。またアンブローズはイーサンに変装しナイアに話しかけ、ナイアがイーサンと通じてると確信する。
イーサンはキメラの保管場所に潜入し、キメラの入った注射器を破壊しようとするが、あと注射器1本のところでアンブローズが邪魔に入る。アンブローズはナイアを人質に取っていたが、彼女はイーサンの邪魔にならないよう自身に注射器を打ち、アンブローズに殺されないようにする。イーサンは必ず助けると彼女に告げ、その場から逃げ出す。
その後、アンブローズは彼女を感染源とするため町に放置し、マクロイと再び会う。アンブローズはマクロイにベレロフォンを売るだけでなく、バイオサイト製薬会社を乗っ取るつもりで株までもらおうとしていた。しかしベレロフォンを奪うため潜入していたイーサンが邪魔をする。アンブローズはヒュー達にイーサンの相手を任せて取引を続け、マクロイは仕方なく条件を飲む。その間にヒューがイーサンを捕まえ戻ってくる。アンブローズはイーサンを躊躇なく殺すが、イーサンの小指に包帯が巻いてあることに気が付く。実はイーサンがヒューと入れ替わっており、殺されたのはヒューであった。ヒューに変装していたイーサンはその隙にベレロフォンを奪うことに成功する。
イーサンはアンブローズ達に追われるが、追手たちを振り切り、アンブローズとの一騎打ちにも勝利する。そしてナイアはルーサーたちによって保護され、彼女にベレロフォンを注射し一件落着となる。後日イーサンはナイアと休暇を過ごすのであった。
感想
ミッションインポッシブルのシリーズ第二作目。相変わらずトム・クルーズはかっこいいですね。前作よりも派手なアクションが増えたように思います。
今回は変装がよく出てきましたね。序盤はまさかのイーサンが偽物。後半はイーサンがヒューと入れ替わりアンブローズを出し抜くなど、変装だけでも面白い演出が多かったですね。
イーサンを除くと、前作から引き続き登場したのはルーサーだけでした。この人見覚えあるなと思ったらパルプフィクションに出てましたね。調べるまで気が付きませんでした。
前作のキャラは他には出ていないため、一作目を見ていなくても楽しめると思います。是非ご覧ください!