ストーリー
ネタばれ
IMFのエージェント、イーサンはスパイであったことを秘密にして婚約者のジュリアと幸せな生活を送っていた。現役を引退し後輩指導に当たっていたイーサンであったが、ある日彼のもとへIMFの上官マスグレイブから指令が下る。任務の内容は、イーサンの教え子のリンジーがブラックマーケットの商人デイヴィアンを監視する任務の途中に失踪し、彼女を救出するというものだった。イーサンは仲間のルーサー、ゼーン、デクランと共に彼女がいると思われる工場に向かう。イーサンたちはリンジーを救出し、敵のデータを入手するも、彼女は頭に埋め込まれた爆弾によって亡くなってしまう。
任務を報告しに帰ってきたイーサンはマスグレイブはと共に、IMF局長のブラッセルから叱責を受ける。数日後、イーサンのもとへ生前のリンジーからメッセージを受け取る。しかしメッセージは暗号化されており内容は分からなかった。
持ち帰ったデータは損傷が激しかったが、解析班のベンジーが解読し、デイヴィアンが「ラビットフット」と呼ばれる物を売ろうとしていることが判明する。イーサンはこのことを内密にするように指示する。後日、イーサンたちはデイヴィアンが現れるバチカンに潜入し、彼を捕まえることに成功し、ラビットフットに関する書類も手に入れる。
デイヴィアンの護送中、イーサンは解読が終わったリンジーからメッセージを読み、彼女がデイヴィアンはIMFの上官のブラッセルと内通していると推測していたことを知る。すると突如デイヴィアンの仲間たちがイーサンたちを襲い、デイヴィアンを逃がしてしまう。イーサンはジュリアの身を案じ、彼女の勤める病院へ向かうが、彼女は既に連れ去られていた。するとデイヴィアンから電話があり、48時間以内にラビットフットの書類とを手に入れなければ彼女は死ぬという。
その後イーサンはブラッセルの権限でIMFに拘束される。しかしマスグレイブの計らいで、イーサンは脱出し上海へ向かう。イーサンたちはラビットフットを盗み出すことに成功。ラビットフットに発信機を付けマスグレイブに連絡を取る。
その後イーサンは1人でラビットフットを渡しにデイヴィアンのもとへ向かう。イーサンは約束の場所に現れたリムジンに乗り込み、意識を失う。目覚めると、イーサンは拘束されており、頭に爆弾を埋め込まれる。目の前にはジュリアが拘束されており、傍にいたデイヴィアンはラビットフットはどこだとイーサンに尋ねる。ラビットフットを持ってきたはずのイーサンと話が噛み合わないため、デイヴィアンはジュリアを撃ち殺し、部屋を出ていく。
それと入れ違いにマスグレイブが入ってくる。実は内通者はブラッセルではなくマスグレイブであった。また、目の前で殺されたのはジュリアではなくデイヴィアンの通訳で、ジュリアは生きているという。マスグレイブはリンジーが残したメッセージを教えればジュリアを解放するとイーサンに言い、携帯越しにジュリアの声を聞かせる。電話中にイーサンは隙を付き、マスグレイブを倒し脱出する。その後イーサンはベンジーに連絡を取り、発信履歴からジュリアの場所を探ってもらう。
ジュリアの捕まっている所へ向かったイーサンは、デイヴィアンや部下を倒しジュリアを救出する。そのままイーサンは頭の爆弾を解除するために、ジュリアに銃の使い方を教え、自身を感電させ気を失う。その間、ジュリアは追ってきたマスグレイブや敵を銃で倒し、イーサンを守り抜く。ジュリアはイーサンを蘇生させ、息を吹き返したイーサンはジュリアに本当のことを説明する。
その後イーサンはブラッセルと和解。ジュリアをルーサーたちに紹介すると、イーサンはジュリアとハネムーンへ向かうのであった。
感想
ミッションインポッシブルシリーズの第三作目。作品を重ねるごとにトム・クルーズがかっこよくなっている気がします(笑)。
今回は特に前触れもなくイーサンの結婚相手ジュリアが出てきました。主人公が恋人を助ける展開はベタですが、助けてもらったジュリアが今度はイーサンを守るというのは良かったですね。しかもIMFの裏切り者まで倒してしまいかっこよすぎです(笑)。
今作も前作までを見てなくても、理解できる構成になっていたと思います。イーサンとルーサー以外は初登場なので、ミッションインポッシブルを全然知らない人も楽しめるのではないでしょうか。