ミッションインポッシブル/ゴーストプロトコル ネタばれ

ストーリー

テロリストに関する情報を得るため、モスクワのクレムリンに潜入したイーサン・ハント。だが、その途中で爆破事件に巻き込まれてしまう。米国政府は関与を否定し、犯人の濡れ衣を着せられたイーサンは、わずかな仲間と共に事件の真相を追い始める…。

ネタばれ

 

モスクワの刑務所では、IMFのエージェント、イーサンが投獄されていた。彼の救出任務にあたっていたIMFのメンバー、ベンジーとジェーンによってイーサンは脱獄に成功するが、イーサンは獄中で情報をくれた囚人ボグダンも一緒に連れて来るのであった。

ベンジーとジェーンは前回の任務で、核ミサイルの発射コードが書かれたファイルの奪うことに失敗したいた。またその際に、メンバーのハナウェイが暗殺者モローによって殺されていた。核ミサイルに関わっている謎の人物コバルトの情報を手に入れるため、クレムリンに潜入する。

後日、イーサンたちはクレムリンに潜入するも、該当するデータは既に別の人物によって奪われていた。イーサンたちは作戦を中止し脱出するが、イーサンは爆破に巻き込まれてしまう。

イーサンが目覚めると、病院のベットで手錠に繋がれていた。ロシア諜報員のシディロフがイーサンが爆破事件の犯人だと思い込み、イーサンを逃がさないようにしていたのだ。しかしイーサンを隙を付き病院から脱出する。

IMFに脱出を要請したイーサンは、IMFの長官と分析官のブラントの乗る車に乗り込む。ブラントの分析により、イーサンはコバルトが過激派のヘンドリクスのであり、彼がクレムリンから核起動装置を盗み、爆破を起こした実行犯であると推測する。しかしロシア政府は爆発をアメリカの仕業だと考えており、アメリカ政府は実行犯だと思われているIMFを切り離す「ゴーストプロトコル」を発令していた。すると突如車がシティロフたちによって襲われ、長官や運転手が殺されてしまう。イーサンとブラントは逃げ出し、ベンジーとジェーンが待つアジトに避難する。

IMFが活動停止し、イーサンたちは4人だけでヘンドリクスの計画を阻止することに。ヘンドリクスの部下ウィストロムが発射コードを買うため、モローと接触することを知り、4人はドバイのホテルに向かう。

イーサンがウィストロムの振りをして、モローに接触。またジェーンがモローの振りをして、ウィストロムに接触することに。取引が終わった後、イーサンがウィストロムを尾行する手はずだった。2組が無事取引を終えた直後、核専門家の振りをしてイーサンの傍にいたブラントが、モローに偽物だと見破られる。イーサンとブラントはモローの部下と戦闘になり、逃げだしたモローはジュリアが誤って殺してしまう。イーサンはそのままウィストロムを追うが、追跡中にウィストロムがヘンドリクスの変装だと気づく。イーサンはシディロフの邪魔や砂煙のせいで発射コードを持ったヘンドリクスを逃がしてしまう。

作戦は失敗に終わり、4人はアジトに戻る。イーサンはブラントの戦いぶりを見て、ただの分析官ではないとブラントを問い詰める。イーサンが立ち去った後、ブラントはベンジーとジェーンにエージェントだった過去を打ち明ける。当時現役を引退していたイーサン夫婦を護衛する役割だったブラントは、イーサンの妻ジュリアを死なせてしまっていており、そのことをイーサンに言えずにいた。

イーサンはボグダンが紹介した武器商人と接触し、ヘンドリクスがムンバイに居るという情報を突き止める。4人はムンバイへ向かい、パーティーに潜入する。。

4人はパーティーで衛星のアクセスコードを手に入れ発射を阻止しようとするが、ヘンドリクスとウィストロムはテレビ局から先に衛星をジャックし、核ミサイルを発射してしまう。

イーサンは起動装置を持ったヘンドリクスを追い、残りの3人はテレビ局で中継を妨害するウィストロムを阻止する。中継器はウィストロムによって壊されたが、3人はウィストロムを倒し、中継器を修復する。立体駐車場に逃げたヘンドリクスだったが、逃げ切れないと悟り、時間切れを狙って起動装置を抱えたまま高所から飛び降り瀕死の状態に。しかしイーサンも車に乗ってそれを追いかけ、時間ギリギリに起動装置をストップさせる。すると核ミサイルは起爆せず、サンフランシスコの海に落ちていくのであった。その後駐車場にシディロフたちが駆け付け、状況からイーサンは無実だと理解する。

後日、友人のルーサーと会っていたイーサン。その後チームメンバーと再会し、次のミッションの依頼をする。ベンジーとジェーンは承諾し去っていくが、ブラントはイーサンにジュリアを死なせてしまった過去を打ち明ける。しかし実はジュリアは生きており、彼女の安全のために殺されたことにしていた。安心したブラントも依頼を承諾し去っていく。そしてイーサンは遠くからジュリアを見守り、ジュリアもそれに気が付くが、微笑みあうだけでお互い近づくことはなく、イーサンはそのまま次のミッションに向かうのであった。

感想

ミッションインポッシブルシリーズ第4作目。個人的にシリーズの中で圧倒的に一番好きな作品です。

まず作戦のメンバーがそれぞれしっかり描かれていました。紅一点のジェーンは戦闘や変装などマルチに働き、しかもハナウェイの敵討ちとミッションの間で板悩むという役どころ。おしゃべりなベンジーは主に機械担当ですが、どこか頼りない。しかし最後にはウィストロムに止めを刺すという大役を果たしていました。そして元エージェントのブランド。最初は戦わないのかと思いきや、実はめちゃくちゃ強い!毎回誰かパッとしないメンバーがいますが、今回は全員のキャラが立っていて良かったです。

またこれまでの作品と違いユーモアに溢れています。緊張感の中にも一息つける箇所があるのは、見ていてストレスがかかりません。あと様々なスパイグッズが出て来るのも見ていて面白かったですね。故障率高かったですが(笑)。監督はMrインクレディブルなどピクサー作品を手掛けているらしく、その経験がそういったところに活かされているのかもしれません。

 

今回も過去のキャラクターが出てきますが、過去作を見てなくても楽しめると思います。トム・クルーズのスタントなしのアクションも見ごたえありです!

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