クーデター ネタばれ

ストーリー

妻と娘2人を連れて東南アジアの某国に赴任したジャック。その翌日、彼は町で暴徒と化した民衆と警察の衝突に巻き込まれる。命からがらその場から逃げ出したジャックだったが、この国で政府と外国人を標的としたクーデターが起きたことを知り…。

ネタばれ

経営していた会社が倒産したジャックは、水道会社のカーディフ社に再就職し家族と共に東南アジアの某国に赴任する。ジャックは妻のアニー、娘のルーシーとビーズと行きの飛行機でイギリス人のハモンドと知り合う。ハモンドはジャックたちに親切で、現地ではハモンドともに友人のケニーの車でホテルまで送ってもらう。

翌朝、ジャックが新聞を買いに外に出ると、反乱勢力と警察の抗争に巻き込まれる。ジャックはホテルに戻るが、入り口で外国人が反乱勢力に殺されるのを見かけ、非常梯子を使いホテル内に入る。ジャックは部屋に戻るが、ルーシーが1人でプールに行っており、ジャックが連れ戻しに行く。ホテル内には既に反乱軍が侵入していたが、ハモンドの助けもあり、ジャックはルーシーを連れて部屋に戻る。部屋に留まるのは危険と判断したジャックは、ハモンドの指示で家族と屋上に避難する。

屋上では多くの客が避難していた。外の反乱軍はこの国の水道事業を乗っ取られたと抗議しており、外国人を皆殺しにしようとしていた。助けを待っているとヘリコプターがやってくる。しかしそれは救助ヘリではなく反乱軍が乗っており、客たちが銃撃される。ヘリは看板に引っかかり屋上に墜落するが、反乱軍たちがバリケードを突破し客を殺し始める。

ジャックは隣の屋上に飛び移ることを提案。アニーを先に行かせ、ジャックは子供たちを放り投げて、彼女にキャッチさせる。ジャックも飛び移り、4人はまだ占拠されていないそのオフィスビルに隠れるが、敵の戦車によってビルが攻撃されてしまう。敵が侵入して来るが、4人は瓦礫の中に隠れ敵をやり過ごす。

敵が去り、ジャックたちは地図で大使館の位置を確認する。そこに敵の一人が現れ、ジャック達に気が付く。仲間を呼ぼうとしたため、ジャックは敵を殴り殺す。

その後、4人は変装しスクーターで大使館に向かうが、大使館も既に占拠されていた。敵に気づかれたジャックたちは近くの寺院に入り匿ってもらう。しかしすぐに敵が侵入し、ジャックとアニーは捕まってしまう。そこに敵に捕まったハモンドが現れる。ハモンドは命乞いをするが、次の瞬間ハモンドは銃で敵を打ち始める。さらにハモンドを捕まえていた敵はケニーの変装で、彼も銃で交戦。ジャック達は2人に助けられる。

ハモンドたちの潜伏先に案内してもらったジャック達。ジャックとアニーは、ハモンドにベトナムとの国境を超えれば匿ってもらえると教えてもらう。またハモンドとケニーは実はイギリスのCIAであった。ジャックはハモンドに礼を言うが、ハモンドはは礼を言われる筋合いはないという。彼によると、外国企業がこの国を食いつぶそうとしているのは事実で、反乱軍も家族のために戦っているという。ハモンドは自分に責任があるから、ジャック達を何としても逃がすと語るのであった。

ジャック達が仮眠を取っていると、敵の狙撃部隊の攻撃に遭う。ジャック達は逃げるが、ケニーが死にハモンドも重傷を負う。しばらくするとハモンドも動けなくなるが、彼はジャック達を逃がすために最後の力を振り絞って追ってくる車を横転させるのであった。

ジャックたちは国境まで川を下るために舟に乗ることに。ジャックは船の持ち主に時計と靴を渡し、代わりに舟を貰うが、敵に見つかり捕まってしまう。隠れていたルーシーも飛び出して捕まり、敵はルーシーにジャックを殺させようとする。隙を付いてアニーが敵を攻撃し、ジャック達は敵を倒す。4人は舟に乗り込み川を下る。敵がジャック達に気が付くも、ジャック達は国境を越えベトナム政府に保護される。

その後病院でジャックたち家族は生きている喜びを噛みしめるのでした。

感想

外国でテロに巻き込まれ、自分たちが標的にされてしまうリアリティのある設定。現実でも遭遇するかもしれないという恐怖感があります。

良かった点は、主人公のジャックの機転の利きっぷり。相手の10歩先を行くという信念に基づいて、周りの人と違う行動を取ったり敵の裏をかき、何度もピンチを切り抜けます。妻のアニーや実はCIAのハモンドのサポートもしっかりしていてよかったですね。

子供が足を引っ張る場面が時々ありますが、そこはご愛敬ですね(笑)。多少イライラするかもしれませんが、子供が主人公サイドにいる映画では仕方ないです(笑)。結果ハッピーエンドなのでよしとしましょう!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です