ストーリー
ネタばれ
とあるジャングルで現地の部族がトラを狩ろうとしていた。するとそこにアナコンダが現れ、部族の一人が川に引きずり込まれるのであった。
NYの細胞研究所では、不死の効果をもたらすという蘭が発見されたと報告がある。蘭は7年に一度しか咲かず、残り2週間で枯れてしまうため、一行はより多くの蘭の採取にボルネオへ向かう。
参加メンバーは研究所の科学者ジャック、研究所の責任者ゴードン、ジャックの教え子の研究員サム、研究所への投資会社の責任者ゲイル、機械専門のコール、医師のベン。ボルネオに到着したが、雨季のため目的地まで誰も船を出してくれず、金次第で船を出してくれるという船長ジンスーンのもとへ交渉に向かう。ジャック達は5万ドルを払うことを条件に、ジンスーンことビルと副船長のトランに船を出してもらう。
8人とビルのペットの猿コングは船で川を進む。途中ゲイルが誤って川に落ちワニに襲われそうになるが、ビルが川に飛び込みワニを倒してゲイルを救出する。再び船を出すが、ワニの死骸は何かによって川の中へ引きずり込まれる。またコングはジャングルでアナコンダに襲われ、怯えた様子で船に戻ってくるのであった。
その夜、ビルは川の様子からこれ以上進むのは危険だとジャックに伝えるが、ジャックは自腹でさらに5万ドル払うと言い、ビルはそのまま船を進めることに。翌朝、エンジンが故障し一行は船ごと滝に落ちてしまう。全員無事であったが、船を失ってしまったため、ビルは友人のリビングストンに助けを求め、別の場所に落ち合うことになる。ジャングルを進む一行であったが、途中の沼でベンがアナコンダに食べられてしまう。
一行は計画を中止しようとするが、ジャックとゴードンは蘭を優先しようと反対。言い争いになるが、ひとまずリビングストンのもとへ急ぐ。道中コールがヒルに咬まれたため、駆除のため休憩することに。するとゴードンが脱いだ靴の中に毒蜘蛛が入っており、ジャックがそれを捕獲する。
リビングストンも船で集合場所に向かっていたが、アナコンダに食べられ船が爆発してしまう。ビルたちは爆発した船のもとへ行き、使えそうなものを拾う。一行は地元の部族がいる村に助けを求めることに。
村に向かう途中、ビルたちはリビングストンの死体を発見する。アナコンダが攻撃を受け反撃のため仕方なく彼を吐き出していたのであった。村に到着すると誰もおらず、原住民とアナコンダの戦闘の跡があった。原住民は皆船で逃げていたため、ビルたちは脱出用のイカダを造ることに。作業に取り掛かる中、ジャック達は一輪の蘭を発見し、アナコンダたちが巨大なのは蘭を食べたからだと仮定する。ジャックは蘭を探しに行こうとするが、他のメンバーは反対する。
その後、ゴードンがジャックの鞄の中から銃と無線を発見する。ジャックがリビングストンの船から回収し隠していたのだ。そこにジャックが現れ、無線で助けを呼ぼうとするゴードンに毒蜘蛛を放ち、ゴードンは蜘蛛に咬まれてしまう。麻痺して動けないゴードンを置いてジャックは皆がいるイカダに向かう。サムがゴードンの様子を見に行き、彼の異変に気付く。サムは皆の前でジャックを問い詰めるが、ゴードンがアナコンダに食べられてしまう。ビルたちはゴードンを助けようとするが間に合わず、その隙にジャックがイカダを奪い、蘭の生息地に出発してしまう。残されたビルたちはジャングルを通り先回りすることに。
途中の洞窟を通る一行だったが、コールが逸れてしまう。トランがコールを助けるも、トランは水の中に落ち、アナコンダに食べられてしまう。ビルたちは洞窟から脱出。コールも追いつき、追いかけてきたアナコンダの頭をサムが刀で切り落とす。別のアナコンダにコールが襲われるも、ビルがナイフでアナコンダを仕留め救出する。
ジャックはイカダを降り、沢山の蘭の花を見つける。ビルたちはジャックを見つけ、気づかれないようにイカダに乗ろうとするが、拳銃を持ったジャックに見つかってしまう。ビルが肩を撃たれ、ジャックは4人を蘭まで連れていく。
蘭の咲いている崖の下には大量のアナコンダがいた。ジャックはビルを銃で殴り気絶させ、ゲイルにコールを縛らせる。またサムに蘭を摘んでくるように命令する。サムは蘭を摘み鞄に入れ、鞄をジャックに投げる。すると目覚めたビルがジャックを攻撃し、ジャックは鞄を落としてしまう。ジャックは崖に引っかかった鞄を取ろうとするが、中に入っていた毒蜘蛛に咬まれ麻痺してしまい、アナコンダの所へ落ちてしまう。サムもアナコンダの所へ落ちてしまうが、ジャックが食べられている間に崖の上に脱出する。しかし1匹のアナコンダが4人を追いかけてきたため、ゲイルが灯油タンクを咬ませ、コールが発火信号弾を発射する。アナコンダは燃えたまま崖の下に落ち爆発。衝撃で崖が崩れ、アナコンダは全滅するのであった。
危険が去った4人とコングは、談笑しながらイカダで町を目指すのであった。
感想
アナコンダシリーズの第2作目。他の作品は見ておらず、今作が初アナコンダです(笑)。
よくある怪物パニックものでしたが、無難に面白かったです。アナコンダ以外にも、悪役のジャックがゴードンを殺すために使った毒蜘蛛に自らもやられてしまうのは、因果応報という感じで良かったですね。
コールはなんとなくいい奴そうで、一番好きなキャラでした。他の映画ならやられてしまいそうなポジションですが、最後アナコンダを倒すなど見せ場もあり、生き残ってくれてよかったです(笑)。トランもコールを助けるなど、頼れるかっこいい役柄で好きしたが、やられてしまって残念でした。
怪物パニック系の映画が好きな人にはお勧めです。私もこれを機に1や3以降も見てみたいと思います。