ストーリー
オーシャンズメンバーのルーベンはホテル王のバンクに裏切られ、ショックで昏睡状態に。仲間への仕打ちに我慢できないオーシャンは、バンクに復讐することを決意。彼の高級ホテルを叩き潰すべく、宿敵ベネディクトと手を組んでホテル壊滅作戦を始動する。
ネタばれ
オーシャンズのメンバー、ルーベンが共同経営者バンクに騙されたショックで心筋梗塞になり倒れてしまう。ダニーたちはバンクに一度だけチャンスをやろうと、ダニーが直接バンクに話を付けに行くが断られ、ダニーたちは復讐を決意する。
6か月後、バンクがオープンさせようとしているホテルを潰すために、ホテルのカジノで客に大当たりを出させまくり大損させると同時に、ホテルの評価を下げる作戦を立てる。下準備にコンシェルジュのデビーを買収し、ダニーに借りのあるデニーに資産家達と口をきいてもらう。またバージルをダイス工場に潜入させ、リビングストンをカジノのディーラ―として潜入させる。そしてスロットのプログラミングに携わったユージーンや、フロアマネージャーも買収する。
しかしセキュリティシステムの「グレコ」が問題となり、人工的に地震を発生させることになる。ラスティは地震専門家に変装し、バンクに地震の時の避難マニュアルを作らせ、またバンクの部屋にカメラを設置する。
次にソールがホテルの格付け審査員に変装しホテルを訪れる。バンクはソールを丁重にもてなす、本物の審査員はダニーたちの細工によって散々な扱いを受けることに。
ここでアクシデントが発生。バージルの潜入している工場がストライキで閉鎖される。バージルまでストに積極的で収拾がつかない。また人工地震を発生させる機械が故障。新たに機械を購入する資金が必要になり、かつての敵ベネディクトに資金援助を申し出る。バンクのことを快く思っていなかったベネディクトは、金を払う代わりに、さらにバンクのダイヤを盗むことを条件にする。
詳細不明なダイヤのある部屋に侵入するために、イエンが中国の不動産王、ライナスが通訳に変装し、ホテルのスイートルームに入ることに成功。そこからダイヤの部屋を割り出す作業を始める。またバージルの様子を見に行ったタークまでストに参加する。ベネディクトが工場にお金を払い、工場は再開。バージルとタークは細工ダイスを作製する。
後日、カジノゲームの品評会でフランクがバンクにゲームを売り込む。バンクは最初は購入を検討するつもりだったが、そこに現れたベネディクトに買われそうになったため、その場でゲームを購入する。またホテルに泊まっていたダニー側の上客が、みなホテルから出ていく。そしてホテルにはバンクは欲しがっていたサムスン製の携帯が届くのであった。
オープン当日、ダニーは上客を連れてカジノに現れる。バンクはそのことに気づくが、上客に逃げられては困るので、ダニーに上客をカジノで遊ばせるように言う。またライナスは媚薬を用いて、バンクの側近スポンダーにダイヤの部屋に連れて行ってもらう。
カジノではFBIがやってきてリビングストンを逮捕してしまう。しかしリビングストンの後にやってきたディーラーはローマンであり、ブラックジャックのいかさまシューターを用意する。またルーベンも復活し、カジノの客の振りをする。そしてバージルたちはスロットの大半を故障させる。
FBIではリビングストンの諮問を採取し、オーシャンズの情報を割り出していた。FBIはバンクにそれを転送するが、そのときバンクのもとにはバイクのスタントマンに変装したバシャ―が現れていた。バシャ―がバンクの気を引き付けている間、バージルがバンクに送られてきた情報を操作する。
ラスティは買収したプログラマーによって細工されたスロットを操作し、ほかの客に大当たりを出させる。客は自分が当たりを出したと思い込んでおり、「グレコ」は正常に作動する。それをきっかけに、フランクたちはダイスやルーレットの球をすり替る。バージルたちが人工的に地震を発生させるも、「グレコ」は通常通り作動し、失敗に終わる。しかし「グレコ」の傍にいたバンクが偽のサムスン製の携帯の電話に出てしまい、「グレコ」は停止する。その隙にダニーたちはルーレットやダイスで大量に大当たりを出させる。「グレコ」が再起動したタイミングでさらに大きな地震を発生させ、従業員はバンクがつくったマニュアル通りに客たちを避難させる。
ダイヤの部屋にいるライナスとスポンダーであったが、そこにFBIのロバートが現れライナスを逮捕する。しかしロバートはライナスの父親で伝説の泥棒ボビーが変装した姿であった。2人は屋上でバシャ―のヘリを待つが、そこにベネディクトが差し向けたトゥルアーが現れる。トゥルアーはライナスが盗んだダイヤを奪い去っていく。しかしライナスが持っていたダイヤは偽物で、ライナスたちはダイヤを飾っていた台ごとヘリで持ち去っていく。
後日、ダニーはベネディクトに払う金を全て子供キャンプに寄付するが、ベネディクトは裏切ろうとした手前何も言えない。しかしベネディクトはちゃっかりテレビで寄付をたことを誇らしげに語る。また散々な目にあった本物の審査員はラスティたちの計らいで、空港のスロットで大当たりを出すのであった。
感想
オーシャンズシリーズ第3作。過去作品のキャラクターが沢山登場するので、1作目と2作目を見てから視聴することをお勧めします。
今作は再び舞台がカジノになり、11のようなきらびやかさがあったため、1作目の面白さを取り戻したような気がします。タイトルの数字はこれまで作戦メンバーの人数でしたが、今回の13もそうなのでしょうか。だとすると初期メンバーの11人以外では、12人目はベネディクトとして13人目はローマン?今作は他にも色んな人のサポートを受けていたため、いまいち13人目が分かりづらいです。まあ11の時から周りのサポートは受けていたので、あまり深く考えなくてもいいかもしれません。
トゥルアーは再登場して時々映っていたものの、結果的にあまり見せ場はなかったですね。逆にデスやイザベラは出てきませんでしたが、恋愛パートがない分これはこれでテンポが良くなった気がします。個人的にはブルーザーがちょい役で出てて嬉しかったです。ラストはメンバーは成功の余韻に浸り、ここも11を踏襲していて良かったと思います。12のように打ち上げするよりは、大人の雰囲気があって好きですね。
初期メンバーは専門家集団だったはずが、もはや何でも屋集団になっている気がしましたが、なんだかんだ11人が揃っていると安心します。面白いので是非ご覧ください。
2 Replies to “オーシャンズ13 ネタばれ”